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10代の中学生時代から肩こりと頭痛で悩んでいらっしゃった20代の女性です。

10代の肩こり

 

症状

ゲームやPCを使うことが多かったので中学生の時から肩こりがあった。高校生になると頭痛も伴うようになる。頭痛は、頭全体が締め付けられるような痛みで肩こりがひどくなると発症していた。年々肩こりはひどくなり、今では肩こりを感じない日はない。視力も悪い。歯ぎしりもあるので、数年前からマウスピースを付けて寝ている。音に敏感で、以前整体で施術を受けた際、施術で首を鳴らされたのが怖かったので鳴らさないでほしい。現在、会社員で1日中PCにむかって仕事をする。

検査

本人の訴えるこりは上部僧帽筋の緊張による。頭部が前方にシフトして両肩ともに内旋しており、猫背姿勢。頚部と後頭骨を繋ぐ筋肉の緊張が強く、また顎関節に関わる筋肉(特に咬筋)の過緊張・圧痛がある。上部頸椎は回旋制限・圧痛がある。頚部前面の胸鎖乳突筋の緊張も強い。リラックスした状態でも肩が上がっており、背筋や肩甲骨を下制する筋肉が弱い。

施術

肩の力を抜くことを意識させながら肩(肩甲上腕関節)の動きを整えて大胸筋のストレッチを行った。上部頸椎の動きの悪い部分は矯正することが好ましいが、本人が矯正される音が怖いとのことで、矯正はせずに時間かけて関節の動きの悪くなった部分を動かし、頸椎と後頭骨を繋ぐ筋肉(後頭下筋)や顎の筋肉(咬筋)、首前面の胸鎖乳突筋を緩めた。また、頭部が前方にシフトして負担のかかってる頚胸移行部もゆっくり動きを付けた。この時点で、肩はかなり楽になったと実感している。その後、背中の意識してもらうためにうつ伏せでの背筋エクササイズや肩や肩甲骨を動かすエクササイズを指導した。

結果

初回の施術後、肩こりは軽減していたが、数日して再発した。週1で2回、2~3週に1回を2回。現在4回施術を行った。ほぼ肩こりはなくなっている。頭痛は一度も発症せず、肩こりも長時間のデスクワークの時にしか感じなくなった。この患者さんの場合は、緊張型頭痛を発症しており首の筋肉の緊張を緩め、上部頸椎の歪みにおいては矯正できなかったため、時間かけて関節をゆっくり動かす施術を行った。首の筋肉に負担がかかる原因としては、頭部が前方にシフトした姿勢である。いつも無意識に肩に力が入った状態で肩の力を抜く感覚がなかなか持てなかったが、肩を意識的に下げて行うエクササイズにより患者さん自身の癖をご自身で理解してもらえたことが施術効果を高めた。

症例報告

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